​六、親のポジション1

有名アスリートのコーチは、「選手の持っている資質を最大限に引き出すことに全力を注ぎます。」

異なるアスリートのコーチへのインタビューで「私は特別なことをしているわけではありません。選手自身が頑張った結果です。」

・・・と、口を揃えたように同じコメントを言っているのを聞いたことはありませんか?

合格者の保護者に、「なにか特別なことをお子さんにしていたんですか?」と聞いても、アスリートのコーチと同じ趣旨のコメントが返ってきます。

どちらも主体が自己実現のために自ら行動していたということです。

コーチは、親です。 こどもの中で今何が起こっているか日々観察することが役目です。

特に親が自分の仕事に感けて(かまけて)、電話やスマホをいじりながら送り迎えをし、合格すればいい。と考えているうちは合格はなかなか近づいてきません。

 

親のこの態度を見て、こどもが頑張ろうと思うでしょうか?

 

また、教育費は投資ではありません。このような考えは、浅薄で親の見栄そのものです。

投資は、回収するものです。親は、こどもからいったい何を回収するつもりなのでしょう?

教育はこどもの社会的自立を助けるものであり、投資と考えることはこどもを蔑んだ考えです。

教育は、見返りを期待しながら施すものではありません。

あるいは塾に投資(依存)して、こどもの学歴を回収するおつもりでしょうか?

こどもは​、「親が自分を見栄に利用しようとしていること」を見抜いています。

見抜いているから、本気で勉強をやりません。「青い鳥」を探すように、塾や家庭教師を変えても結果は伴いません。

青い鳥症候群>>>

こどもたちがどんな思いでやりたいことを我慢して、日々努力を積み重ねていると思っているのでしょうか?

そして、こんな考えを心の片隅にもっている親ほど、入試が近づくにつれて慌てふためきます。

以下に、東京大学名誉教授 上野千鶴子氏の記事を紹介します。

「子を東大に入れた私を褒めて」という親のエゴ>>> 記事全文)

教育を「投資=見返りを期待」だと主張する親が失うもの>>>(抜粋)

何はともあれ、「こどもを合格させるために塾に行かせているんだ。」という考えはごもっともです。

ですが、多くの合格者を送り出している塾へ通わせても、行っているだけでは成績は上がりません。

成績には本人の努力と資質、これ以上に家庭環境が大きく影響します。

こどもが勉強に打ち込める環境を整え、こどもの資質をよく見極め、レベルが合っているかを見定めてから塾に行きましょう。

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