二、親の気持ちを整える1
さて、「何のために学習をするのか?」 親子で真剣に話し合ったことありますか?
幸せに近づくためには、いっぱい道具はありますよね。
当教室は、勉強は「ひとりひとりが幸せに近づくための道具のひとつ。」と考え運営しています。
運がよく、無理やりやらされた勉強を消化する資質を持っていて合格しても、幸せに近づいたといえるのでしょうか?
入学後の競争は受験勉強の比ではないのです。優秀な生徒ばかり集まっているのですから・・・。
学習意欲も同時に育てなけばいけません。
現実に中学2年で高校数学が始まり、普通の勉強量ではついていけなくなる子が多くいます。
合格で手に入れた学生生活の6年の間、日々幸せに近づいていると実感できるのでしょうか?
現実から逃げ、勉強から遠ざかるようになります。
こどもが、毎日決まった時間に親の学習しているうしろ姿をみていると、やがてこどもが始めます。
成績の文句を子供に言ってはいけません。「自分が解けないくせに!」と反感を生むだけです。
親の野心をこどもに背負わせてはいけません。親のコンプレックス解消の「ツール」ではないのです。
「なんでこんな思いしなきゃいけないんだよ。」と恨まれますよ。
こどもは成長とともに自分の考えを持ちます。
「自分はスマホいじったり好きなことやってるくせに!」
次第に、親の言うことを聞かなくなります。
勉強をしなくなる原因は親側にもあるのです。