偏差値60超の育て方

教育熱心な家庭では、わが子の将来を考えて早期から教育環境を整えます。


しかし、やり方次第では後でツケが回ってくることも...。

つまり、「早くスタートする」だけではいけないのです。


子どもが進んで「親が好む・望む」内容を取り組むするわけではありませんので、親が誘導する必要があります。


小学校低学年までの子どもが、母親に「~をやってごらん。」「~しようね。」「~してみない?」と言われたら素直に従うでしょう。


これは、子どもは、母親が「やってほしがっているんだ!」と受け取り、なんとかして期待に応えようとするからです。


母親に「愛されたい。」という本能からです。


親に愛されなくてもいいと思う子どもはいませんよね。


でも、誘導しても「嫌!」「やらない!」という場合は、やってもできないと怒られた。とか、できるまでやらされた。などの経験があり、防御本能が働いてしまっているのでしょう。


話を元に戻しますと子どもは、愛されたい。→やる。→愛され続ける。


愛されたい。→やらない。→嫌われる。と思っています。


だから、「やらない。」とは言えないのです。


やっている=やりたいこと ではありません。


親はこの点についてしっかり自覚していなければいけませんね。



親の期待に応えていると親は喜んでくれると知っています。


成長と共に意思が芽生え「ほんとはやりたくない。」と思うようになると、「仕方なくやる。」「とりあえず続ける。」「やらないと怒られるからやる。」ようになります。


「子どもがサボっている」ように親の目に映るのは、こんなことが原因です。


「やらないなら、やめなさい。」と親に言われても、親が望んでいることがわかっているから、親の望みで始めた勉強や習い事「やめる。」とは言わないのです。


この一番の原因は、子どもの気持ちに動機が「ない」ことです。


ピアノ教室に何で通っているの? 


英会話教室に何のために通っているの?


学習塾に何のために通っているの?


スグにうまくできなくて、練習が必要なことになると進んでやらなくなるのは、子どもなりに納得できる目的を探してこなかったからです。


学習習慣のきっかけとして内面的動機がないまま、幼いわが子を街角の教室に通わせる親御さんがいますが、通わせるだけでは決して習慣にはならないのです。


月曜日から日曜日まで、親が決めたスケジュールを言われるままにこなすだけの生活をしていると、なかには時間に追われプレッシャーに押しつぶされてしまう子も出てきます。


時間通りにできない。→気持ちが追いつめられる。


やらないと気になる。→過度のプレッシャーをかけるとやらないと気が済まなくなる。


嫌だと言えないのでお腹が痛くなる。


幼い子は、嫌がり逃げる。


といった症状を起こすことになります。


力づくで型にはめようとすればするほど、親からの指示に対する抵抗力を鍛えてしまうことになります。


高学年になっても、親主導で本人のやる気がない受験勉強は実を結びません。



スタート時期は、一生で最も大切な時期と重なります。


学力を育むためには、親の大きな期待に応えようとする健気な子どもの気持ちをくみ取ることができる親であることが、一番最初に求められることではありませんか?


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