勉強のやり方 弐


前回は症状と原因についてお話ししましたので、対処法を少しご紹介します。


1・計算ミスが頻繁→注意力不足


3年になっても筆算で計算ミスが頻発してる場合は、一桁の加減算の練習不足。


筆算の書き方をもう一度見直しましょう。


2ケタの加減暗算に時間がかかる・計算ミスをする場合は、計算手順を変えることです。


下の4つは相互に関係してます。


2・問題文を読み飛ばす→早く終わらせたい


3・諦めが早い→考えるのが面倒


4・答えまでの説明ができない→わかってない


5・書くことを嫌がる→考えを整理できない


これらはすべて「わからない」原因です。



まず、算数が苦手な子は問題文を読んでいません。


字面を眺めているだけです。


問題文の条件をひとつづつ整理することができないので、面倒に感じてしまうのです。


問題を解くことではなく、わかる事をひとつづつ抜き出す練習をしましょう。



質問はなにか? 


問題文に書いている条件は何か?


を整理しましょう。


整理ができているようなら、略図化させる。



略図や途中式を書かず、頭の中だけで解こうとするから、必要な条件から導き出される数値を忘れて解けなくなるのです。



いきなり複雑な問題を略図化できませんので、解けた問題からきちんと絵や図や図形や線分図や表やグラフ等にするのが定石です。


ケアレスミスと思われがちな単位間違いとか、的外れの数字を四則計算したりとか、問題文の意味を勘違いしたりなどの ミスは、一見ケアレスミスのようですが問題文を読めてないことが原因です。


メートルで答えるところをcmで答えたりするのも、読んでいない子どもの特徴です。


覚えた解法・公式でとりあえず数字の入れ替えてみたり、問題にある数字を足したり引いたり掛けたり割ったり。


むやみに四則計算したって答えは出てきません。


解法や公式を覚えるのはとっても重要です。


どこで、その公式を使うのか?


どうやったら公式に使う数値が導き出せるか?


そのためには問題文を読んで正しい条件の整理ができるようになることです。


すでに解けるレベルの簡単な問題から整理する練習を始めましょう。


できる子は、条件整理がとっても上手です。


だから、解けるのです。



苦手はひとり一人違います。


苦手な問題は、丁寧に検証することで得意に近づいていきます。


時間がないと答えをなぞる時間しかありません。


なぞっていると、もっと苦手になります。



解き方を習うことは、子どもの思考力を奪うことではありませんよ。


限られた時間の中で勉強を進める環境が思考力を奪っているのです。



できることは、誰かがやっていることを真似することからスタートするのではありませんか?


カリキュラムに追われ、型だけを真似する時間しかないのが問題なのです。


成績を上げるには、なぜそのように解くのか?までを意識して、正しく真似することが一番の近道です。

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