勉強を続けるには。壱
諦める子・投げ出す子は勉強は続きません。
勉強を「フルマラソン」に例えます。
「フルマラソン」に出るために練習を始めます。
最初は2kmから始めて徐々に距離を伸ばします。練習で10キロ走って「苦しい。もうダメだ!」とあきらめて練習を止めてしまうは残念です。
マラソンは「苦しい。痛い。辛い。」スポーツという思いだけが残ります。
キツイ時に、練習している自分を「よくがんばれてるな!と褒めたり、「ここを踏ん張れば!」と鼓舞したり、待ち合わせているわけではないのに、同じ時間にいつもの場所ですれ違う人と会うのが楽しみになったり。
・・・同じことをしている仲間の存在も大切です。
やがて脚力が付き初めて42.195キロが走りきった時、辛さが自信につながり、フルマラソンで完走することが「期待」になります。
マラソンでは、沿道からの声援を受ながら目標の完走タイムを目指します。
ゴールしたときには、苦しかったこと、頑張ってきたことの思いが吹き出して、やりきった嬉しさが心から溢れます。
勉強も同じです。「分からなくて大変なこと」があるたびに諦めて投げ出すのでは、合格できません。
分からなかった問題が解けた時、アドレナリンが分泌されて嬉しくなってきます。
テストでは、同程度の努力をした人が同じ点数を取るわけではありませんよね。
そもそも努力の程度は、主観です。
だから、「努力の量はひとりひとり違う。」と思って勉強しましょう。
才能を認める相手と同じ場所に立つには、「量と質とやり方で補う」ことを考えるのが人間です。