学力はいつ伸びるのか?

更新日:7月19日

毎年、4年生にぐらいから多くの小学生が中学受験塾へ通い始めます。


入塾前のテストで学力のレベルをチェックしてクラス分けされます。


この中で、4年生から徐々に成績を上げ最上位クラスに上がっていく子どもがどれだけいるのでしょうか?


入試直前まで伸びるから諦めてはダメだということを毎年夏を過ぎによく聞きます。


でも、それに該当するケースはどれくらいあるのでしょう?


入試は、いす取りゲームです。


先に座った方が勝ちなのです。


あとからゲームに参加すればするほど、座るいすは少なくなります。


11月の模試がC判定で合格するケースはごく僅かです。ほとんどないと考えた方が良いでしょう。


にもかかわらず、ごく僅かな望みにかけるということは、不確定要素ばかりの中で前進し続けることに他なりません。


ひとりひとりの進む速さの違いはやってみないと判りませんが、もし「並」の進む速さであれば、周りと同時にスタートして同じことをしていては前のポジションにはあがりませんよね。


残された試験までの時間は平等です。


この中で有利なポジションをとるためには、先にスタートをきることです。


受験勉強にフライングはないのですから。


やっているうちに自分の進む速さに気づきます。


周りが自分より遅ければ追いつかれることは決してありません。


油断は禁物ですが。


周りが自分より早ければやがて追い抜かれますが、早くスタートを切れば切るほど差は広がっているはずなので、時間ぎれで逃げ切れる可能性は高まります。


これには、幼い児童をコントロールしながら受験勉強に向かわせる親の戦略が欠かせません。


決まった曜日と時間に塾へ送り迎えをしても思惑通りには運びません。


直感的なアタマの良さに頼るより、考える経験を積み重ねてスピードをあげること。


子どもに合った勉強内容と量を考える。


子どもが何を求めているかのサインを見逃さない。


子どもが欲していない環境を与えてもその環境で努力はしません。


特に受験勉強では、直前期に「偏差値が届かない」と焦らないためには、できるだけ早い段階で「自分の席」を確保することです。


模試の偏差値は正直です。


来たるべき日に向かって、既に準備をしている子は大勢います。


成長期の子どもの心を上手に扱うことを心がけましょう。

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