気になるところ
授業では算数指導の時間が長いのですが、国語で気になったことがあります。
生徒さんに国語の読解問題を解いてもらうと、「文章が読めていないなぁ。」と感じることが多くなりました。
どうやら、日常の会話より長い文章になると大変になるようです
日常生活で子どもは、家族や友人との会話では長文を必要としません。
長い文章に触れる機会が少ないこと、助詞修飾語被修飾語を意識せず言葉を使っていることが、文章が読めない原因ではないかと感じます。
親子の間で、日常の出来事を説明してもらう習慣があるだけでも言葉の理解は進みます。
経験の中から表現したいこと、伝えたいことを上手に相手に伝えるには、言葉をどう使ったらいいのか。ことばを聞いて使い方を自然に吸収する経験が少ないのかもしれません。
昔は、「ことば」と「文字」の間隔が日常会話で埋まっていたのですが、時代とともに会話が短くなり、少なくなり隙間が広がっているのでしょう。