親の力で成績を上げる!弐

最終更新: 2020年11月28日

全国規模のテストや入塾テストなどでわが子の成績がはっきりすると、いままでは子どもの学習について母親に任せていた父親が登場する場合があります。


もっと勉強させようとする母親と口答えする子どものバトルに耐えかねて父親が出てきます。


一、塾なんてやめちまえ!と強制終了させる父親。


二、俺が何とかする!と立ち上がる父親。


本心には、俺の子供なんだからもっとできるはずだ。


こんな実力のはずはない。という確信があるのでしょう。


でも、一番確かなのは偏差値です。 


このような父親は、仕事をガンガンこなす父親に多いのですが、過去問の出題範囲を調べエクセルで統計とってみたり、間違えた問題を集めて問題集を作ったり、方程式が解けないのに文章題を方程式で無理やり解かせたり、子どもの実力とはかけ離れた学習予定を組んでみたり...。


いろいろ見てきました。


さて、


強制終了して受験をあきらめるのであれば、家庭に平和が戻ります。


しかし、受験を先延ばしにしただけなので数年後にはさらなる試練が待ち構えています。


受験をするにもかかわらず塾をやめても問題解決になっていません。


いま通っている塾を辞めても、成績が悪かった根本原因は取り除かれていないのです。


ですから、事あるごとに塾から塾へ渡り歩くことになります。


そうこうしているうちに時は過ぎ、学力不足のまま入試となります。


塾の宿題を終わらせないで成績が上がるわけがないのです。



お家で学習しなければ成績は良くなりません。



最もいけないのは、家で勉強しないから塾に通わせること。


面倒なことは塾に丸投げ。


こういう子は、塾へ行っただけで勉強したつもりになってしまうのです。



学校で授業を聞いてただけで成績は上がりましたか?


お家で自分で勉強したから成績が上がったのですよね。


これと同じです。


塾の勉強だけで成績は良くなりません。

塾に行けば、塾の復習や宿題をする時間が必要になります。

お家での勉強無しに塾に通っても、塾の授業についていくことが出来ません。


高いレベルの授業についていくには家で勉強が不可欠です。


難しい内容になればなるほど自分で勉強する必要があるのです。



小学生はひとりで勉強しません。


親が毎日問題集のページ数を指示して、ひとりで勉強させてもわからない問題は答えを丸写しするだけです。


答えを取り上げても時間が過ぎるだけ。



勉強をしているというのは、「理由を考え知識を増やしながら問題を解く」こと。


中学受験で試される能力は、思考力です。


計算力そのものではありません。


「計算力」を野球でたとえると、キャッチボールや素振りです。


これは、野球の試合に参加する子は全員できることです。


できなければ試合が成立しないのです。


同様に計算できなければ受験できないのです。


受験勉強では、計算できても成績は上がりません。


ですからくれぐれも、勉強=計算と勘違いさせないことです。


また、お家の勉強を子ども任せにしていると、答えを上から順番に覚えたり、式を覚えたり、まったく応用が利かない無駄な勉強をしていることがあります。


こんな勉強では成績が上がるはずがありません。


受験勉強の予定はドンドン遅れていきます。


焦るだけ。



受験勉強には順序があるのです。


お家で勉強できるようになってから塾に通うこと。

これがお金と時間を一番有益に使う方法です。


低学年では、周りが勉強を始めていませんので塾に行っているだけである程度の成績が維持できますが、4年生ではお家で勉強しない子はドンドン成績は下がります。


本を読まない、図鑑も辞典も家にないのでは、成績が上がる理由が見つかりません。




成績を上げるには、お家に成績が上がる理由があるか探しましょう。


月謝払っているのだから、塾で全て面倒みてくれて当然!


塾に行かせて安心したい!


下の子もいるし、仕事もあるし忙しくて構っていられない!


家で子どもの宿題させる親子のバトルが大変だから、塾任せ!


子どもに勉強させて、親はスマホいじり。



親の顔色をうかがいながら勉強するような自発的学習意欲が乏しい子どもを、塾漬けにして成績が上がると思いますか?


そんな毎日に、子どもは幸せを感じません。 


親に感謝の気持ちを抱きません。



ひとりで勉強しないのではなく、まだひとりで勉強できないのです。


もう少し面倒みてあげてください。



成績・偏差値はありのままを表します。


焦らず、子どもの成長、意欲に合わせた内容を、お家で勉強できるようになることから始めましょう。

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