勉強の始まり。
記憶の始まりはいつですか?
断片的な記憶で女性が2才半~、男性が3才~4才くらいではありませんか?
継続的記憶の始まりは、語彙がある程度増えて3から4の単語を使い、出来事がお話しできるくらいの時期と重なります。
0才から2才半前の教育は、大人になったとき記憶に残らない無意識層に働きかけることです。
この時期には、人として一番大切な「こころ」も育ちます。
「こころ」を育てることが出来るのは、ご両親だけ。
あなたは、「こころ」が3才までに育つことを知っていましたか?
ちっちゃな「こころ」は、どのように育つのでしょうか?
「こころ」は、ご両親のあふれる愛情と、ありのままの実態を感じることで育ちます。
見たり、聞いたり、触ったり・・・・。 すべてが、「こころ」を育てます。
そして、嬉しい・楽しい・もっとやりたい・もういやだ・・・色んなことを思います。
感じて思っても言葉を知らないから、泣いて「こころ」の変化をママに伝えます。
泣いているだけですが、確実に「こころ」は育っています。
2才半までは、知識よりも感覚・感性を豊かに育てる時です。
知識では、「こころ」は育ちません。 「感じ思うこと」で育ちます。
だから、非言語的・無意識的・直感的に物事を捉える能力を幼児期に育むべきです。
この能力は、「実態」を感じることで芽生えます。
「繰り返し」や「刷り込み」では、芽生えません。
例えば、実物と絵や写真では、印象が違うのです。
印象に残ったことは、いつまでもこころに持ち続けていますよね。
印象は、「こころ」で感じたことだからです。
さて、昔からの教育と言えば、
2才までにトイレを自分で判断できるように、オムツの卒業。
2才半では、パンツ・ズボン・上着ボタンの脱着・お箸が使えるように練習・・・。
これは、感覚が優れていなければできるようになりませんよね。
教育は、感覚を育てることから。