最終更新: 1月21日
「素養」とは、普段からの心がけで身につけた知識・教養のことを意味します。
普段からの心がけ・・・・。気持ちのあり方です。
幼児期の過ごし方で、後の「飽きやすい。」「我慢できない。」「気が散りやすい。」「気まぐれ。」「嫌なことはやらない。」「執着する。」 など気持ちのあり方が形成されます。
それは、幼稚園児にもなると段々クセや性格がハッキリしてくることから分かります。
まだ成長の盛りですが、「心」は体よりずっと早く育っています。
「普段からの心がけ」の芽は、すでに芽をだしているのです。
この時期にしなければいけないことは、「行動常識」を教えることと、「躾」です。 これは他人が教えることではなく、親の義務です。 習い事は、このあとでも間に合います。
勝手と自由とは違います。 自由には、ルールがあります。
「慎むべき行動」をわきまえるように育てるには、小学校入学までが大事です。
幼児期にマナーや常識をしっかり教え、次に「一つのことを成し遂げること」に価値があることに気づかせる。 やがて、「できなかった自分」と「できるようになった自分」の変化がわかります。
無理にやらせれば、「じっくり」やりません。 せかしてもダメ。 興味がなくてもダメ。
親と一緒に我慢して、一緒に失敗して、一緒に悩んで、少しずつ「心がけ」が伝わります。
ひとりひとり個性が違うのだから、取り組むこともそれぞれ。
「普段からの心がけ」は、示して伝えるもの。
どんな子に育つかは親の関わり次第。
もてはやされてる先輩ママを真似しても、才能も個性も環境も違うのでうまくいきません。
わが子の素養を育てる時期に育てず、年齢で勉強を始めても良い結果は得られません。
“東大までの人”を量産……人気予備校講師が語る「母親主導の受験の弊害」 | ハーバー・ビジネス・オンライン (hbol.jp)
教育を投資と考えたり、消費としてコスパを求める親の姿勢は、子どもの学力に影響します。