算数の苦手な子の特徴
例題を解く。
例題の文章を理解していない。
例題の数量の処理順を覚える。
例えば、問題文の〇番目の数量を〇番目の数量で割って求めた数で、〇番目の数量と〇番目の数量をかけた数を割る。この手順を覚えることで正解を求めることができます。
練習問題になると、数量の入れ替えだけでは正解にならない問題がありますので解けません。
ですが、何度か繰り返し解き直すことで正解できるようになります。
セオリーは全く理解していません。
しかし、これで週テストは乗り切れます。
1か月後、マンスリー・月例対策で解き直しをします。
半分も解けません。
再度復習します。
やっぱり手順を覚えます。
3か月後、組み分けテスト対策で解き直します。
やっぱり解けない問題が...。
原因は、理解不足。
塾の授業をなぜその解法で解けるのかを理解しないまま手順だけを覚えて解いた結果です。
やはり理解を確認しながら復習しなければ定着しません。
次に国語力。
国語力が低い子は何回繰り返しても、かかった時間に見合うほど成績は上がりません。
質問の理解が不十分だからです。
計算ができなければ問題は解けませんが、計算だけできても問題は解けません。
必要なことはひとり一人違います。
家庭学習を子ども任せにしていると、エンドレスに繰り返すことになります。
親が「今日は、これをやりなさい。」とスケジュール管理のみであれば、学年が上がるごとにご苦労が絶えないことになります。
勉強は、スケジュール通りにはいかないものです。
子どもの負担は増すばかりです。