偏差値が上がるまでには時間がかかります。


まず勉強をして解法の論理を理解し、論理をアタマの引き出しにしまって、取り出すことから始まります。


練習問題では、問題を解くために論理をどのように関連付けるかを試します。


毎日、復習予習を含め進めるのですが、それでも半月前に理解したはずの内容がスッポリ抜け落ちてたりするものです。


抜け落ちを防ぐために3回程度の復習を一定期間開けながらやってやっと得点できるようになります。


「解る=できる=得点」ではありません。


範囲が広い実力テストでは、どの論理を使うのか正しい判断ができなければ解けませんよね。


論理の「理解」と「記憶」と「判断」の3つの要素が備わらないとテストで得点はできないのです。


計算問題と同様に繰り返すことで乗り切ってきたタイプが伸び悩む原因はここにあります。


もし文章題ができない! 一度やった問題が解けない! という症状の場合は、繰り返すだけの勉強から理解重視の勉強に切り替えましょう。


説明できなければ論理の理解が不十分ということです。


得点になるまで3か月程度はかかるので、いますぐ初めても偏差値が上がるのは夏前ということになりますね。


夏というのは受験生にとっては、大事な時期ですね。


受験まではあと半年。


夏の講習は、学力別に編成されます。


夏前に自分の志望校レベルの講習の受講資格を取らなければいけないので、もう時間はありません。


塾の夏期講習では膨大な宿題を出され、一気に勉強量が増えます。


自分だけが勉強をしている状況ではないのですから、この状況になってから偏差値を上げていくことは大変なことだと想像できると思います。


お気づきですか?


夏以降は偏差値は上がりにくくなるのです。


あと伸びタイプもいるのですが、こればかりは結果を待たないとわかりません。


それを期待するなら、いまやったほうが偏差値は上がる期待値は高いのではないでしょうか?


夏までにほぼ決まると思って、取り組んだほうが合格は近くなるのです。


大学受験では夏までにB判定と言われます。


中学受験は大学受験と合格判定の基準が異なりますので、夏までにA判定を出すことが志望校合格の目安です。


中学受験はA判定でも20%が残念な結果になっています。


6年の夏までにA判定を出すためにいつから準備を始めますか?



子どもに必要な偏差値の源は、ひとりひとりの発達と興味によって異なります。


入試に向けた椅子取りゲームはもう始まっています。

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