成績を維持する方法

高学年で成績を維持するには、「穴」がない勉強をすすめることです。


新しい勉強は、常に既習分野の上に積み重なります。


穴があれば、新しい勉強はなかなか理解できません。


だから、解らないときの勉強は、大抵は基本からやり直しになってしまいます。


同じ方法でやり直すのか、もっと繰り返すのか、違う方法を試すのか、生徒にあったやり方を早く見つけないと時間切れとなります。


高学年では、できるだけ早く穴を探し、塞ぐことをしましょう。


どのように塞いだらいいのかですが、人は忘れる生き物ですから、一度やったことは忘れるものと覚悟して、定着させるやり方で進めなければなりません。


解き方を丸暗記したり、ひたすら繰り返したりしても忘れます。


考えながら解くことが大事。


まず、正解するには、まず何がわからなければ答えが求められないのか? 求めるための条件は? それがわかると何が求められるのか? を常に考えて問題を解きましょう。



3年生以下で穴を塞ぐほどではないという子どもは、「解くための道筋」を意識できるように育てることです。


これは、考える遊びの経験をしてきたかで決まります。


横でヤイヤイ言われながらやるのではなく、時間を気にせずじっくり取り組む。


直ぐにできなくても、何もしていないときは、「あれはどうやったらいいのかな?」といつも気にしている。


もう他に打つ手が無いか色々考える。


3年生までに、一つの問題を30分ぐらいは飽きずに考えるように育てましょう。


考える経験をしてる子は、先を読んで筋道を建てることができます。


そうすると、落ち着きのある子どもが育ちます。



さて、将棋や囲碁はアタマに良いと言われます。


その理由は、「考えて先を読む」練習にもなるからです。


将棋でたとえますと、駒の動かし方を覚え、ある程度先を読むことができるようになると棋譜を覚えて考えるようになります。


将棋の棋譜や定石を覚えることが、暗記の練習にもなっているのです。


序盤中盤終盤のコマの動きを覚えることで将棋は強くなります。


問題を解くことで考える習慣をつけるより、将棋などのゲームを利用して考える経験を積む事が大事です。


落ち着きのない子は考えることが苦手が多いようです。


本を読まない子も考えることが苦手が多いようです。


ひとりひとり興味が向く考える遊びは異なります。


考える遊びを楽しませながら経験させることが成績を維持する方法です。


十手先まで考える子と、駒の動かし方だけ覚えて思いつきでコマを動かす子では、後者は前者にかないません。


何手先まで読めるかで勝負は決まります。


同じことが勉強にも言えるのではないでしょうか?


考えずに繰り返すことは、駒の動かし方だけを覚え将棋を指すこと。


いつまでたっても強くなりません。


考えずに解き方を暗記することは、定石を覚えて先を読まずにただその定石通りに将棋を指すこと。


仕掛けられたら対応できません。


我が子にあった勉強方法をアレンジしましょう。

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